
Title:「積み世」
Name:祐川
[使用画材:ミリペン、コピック、スクリーントーン]
副賞:商品券(50,000円相当)
3回目となりました『羽ばたけ!北海道イラスト大賞」は応募者99名、作品数119点と前回に比べて大幅に応募数が増えました。
実のところ、前回と応募数が変わらないようであれば、4回目の開催は難しいのではないかと頭を悩ませておりました。しかしながら、おかげさまで次回につながる結果となったことに少し安堵しております。
ご応募いただいた皆さま、開催にご協力いただいた皆さまに、心より感謝申し上げます。
3回目となりますと、過去に応募した方が、リベンジという形で今回も応募されています。そういった方は確実に前回よりも素晴らしい作品を応募されてます。もちろん前回の応募では落選、入選までだった方が、今回でやっと受賞したというケースもありますし、応募数が増えたこともあり前回に比べると目標の結果に至らなかった方もいるかもしれません。しかし、応募作品自体は確実にレベルは上がっているなというのが私の感想です。
今回の金賞を受賞された祐川さんは、1回目の羽ばたけ!では入選はされましたが、4年経ってからのリベンジで見事金賞を受賞されたことは、公募を企画し続けてきた私たちからしても大変嬉しい結果であり、一度や二度の失敗でもあきらめずに、チャレンジし続けることの大切さを改めて教えられました。
多くの作品の中から受賞された皆さまに心よりお祝い申し上げます!
「羽ばたけ!北海道イラスト大賞」は北海道の地から、これからのアート、デザインの業界で活躍される方を発掘することを目的に立ち上げた公募展です。
これからも皆様と共にこの公募展を盛り上げて行けたら幸いです。今後ともよろしくお願いいたします。
北海道イラストレーターズクラブアルファ 会長 小田啓介

Title:「積み世」
Name:祐川
[使用画材:ミリペン、コピック、スクリーントーン]
副賞:商品券(50,000円相当)

Title:「私の、僕のお気に入り」
Name:岩崎飛鳥
[使用画材:油彩]
副賞:商品券(10,000円相当)

Title:「もう一度行きたいところ」
Name:堀川知彦
[使用画材:メディバンペイント、色鉛筆]
副賞:商品券(5,000円相当)

Title:「好き!」
Name:Mii – みぃ –
[使用画材:ミリペン、色鉛筆、アクリルガッシュ]

Title:「光と葉の戯れ」
Name:のざきさえ
[使用画材:アクリルガッシュ]

Title:「群青の星屑」
Name:しで
[使用画材:ibisPaint]

Title:「昼間の常連」
Name:LuN
[使用画材:CLIP STUDIO PAINT]

Title:「My favoriteをさがして」
Name:堀川知彦
[使用画材:メディバンペイント、色鉛筆]

Title:「わたしのお気に入り」
Name:ぷっぴぅー
[使用画材:CLIP STUDIO PAINT]

Title:「While My Guitar Gently Weeps」
Name:ミヤウチ アキヒサ
[使用画材:ミリペン、コピック、スクリーントーン]

Title:「水は覚えている」
Name:まる柿
[使用画材:水彩、カラーインク]

Title:「休日」
Name:あずき
[使用画材:CLIP STUDIO PAINT]

Title:「ごはんタイム!」
Name:野中真友
[使用画材:CLIP STUDIO PAINT]

Title:「ラーメン」
Name:相馬麗愛
[使用画材:CLIP STUDIO PAINT]

Title:「隠れた幸せ」
Name:のざきさえ
[使用画材:アクリルガッシュ]

Title:「夏休みの一日」
Name:田中璢菜
[使用画材:水彩]

Title:「南国」
Name:田中璢菜
[使用画材:油彩]

Title:「くまさんのお弁当」
Name:HANAE*
[使用画材:アクリル、パステル、マルチライナーなど]

Title:「くまチョコまみれ」
Name:HANAE*
[使用画材:アクリル、パステル、マルチライナーなど]

Title:「お気に入りあつまれ」
Name:いち
[使用画材:Procreate]

Title:「お気に入りを作る」
Name:Kiko
[使用画材:アクリル絵の具]

Title:「お気に入りの人間」
Name:Kiko
[使用画材:アクリル絵の具]

Title:「喫茶の時間」
Name:森ノサトミ
[使用画材:水彩絵具、カラーインク、クレヨン]

Title:「大切な私の世界」
Name:彩
[使用画材:油彩]

Title:「落花」
Name:Mii – みぃ –
[使用画材:アクリルガッシュ、リキテックス]

Title:「PLAY」
Name:Hiroshi
[使用画材:Procreate]

Title:「お気に入りの場所」
Name:Menuno
[使用画材:デジタル]

Title:「NO BORDER」
Name:後藤卓杜
[使用画材:デジタル]

Title:「とろとろケーキ、どこから食べよう」
Name:あべゆり
[使用画材:アクリル絵の具]

Title:「都会のオアシス」
Name:さとうももか
[使用画材:ibisPaint]

Title:「ムスッとしてる白猫」
Name:小野紗夢
[使用画材:アクリル絵の具]

Title:「うさぎぱらだいす」
Name:永井香菜美
[使用画材:アクリルガッシュ]

Title:「日常」
Name:河村康祐
[使用画材:CLIP STUDIO PAINT]

Title:「特別な時間」
Name:高松杏樹
[使用画材:CLIP STUDIO PAINT]

Title:「My favorite days」
Name:ai
[使用画材:Adobe Fresco]

Title:「勤」
Name:田島栞
[使用画材:油彩]

Title:「MY THE MOON」
Name:門乃
[使用画材:アクリル絵の具]

Title:「いつかの夏」
Name:tomomi
[使用画材:Procreate]

Title:「私の世界観」
Name:さめ
[使用画材:iPad]

Title:「album」
Name:熊
[使用画材:CLIP STUDIO PAINT]

Title:「愛犬」
Name:やま
[使用画材:CLIP STUDIO PAINT]

Title:「この鼻がたまらんのです。」
Name:Madder
[使用画材:CLIP STUDIO PAINT]

Title:「かわいいね」
Name:佐藤日向
[使用画材:CLIP STUDIO PAINT]

Title:「おすしすたーず」
Name:ももいろ
[使用画材:CLIP STUDIO PAINT]

Title:「3匹の小悪魔」
Name:ばやし
[使用画材:CLIP STUDIO PAINT]

Title:「抹茶浪漫」
Name:藤原凜希
[使用画材:CLIP STUDIO PAINT]
今回の審査方法はアルファ会員によるネット上での事前投票を行い、後日選考会にてアルファ会員からの審査員(佐藤正人、大西洋、石垣渉、笹木キチ、きみ)と、ゲスト審査員のやまだなおと氏による採点をし、事前投票の票数と合わせた合計点で決めさせていただきました。




総評
審査委員長 佐藤正人
今回で3回目を迎えた羽ばたけ!北海道イラスト大賞ですが、今回入賞・佳作・入選された皆様、おめでとうございます。毎回審査でどんな作品と出会えるか楽しみにしてますが、今回も多くの様々な力作に出会え嬉しく思います。今の時代の流れで、やはりコンペなどでもデジタル作品が多い傾向にはありますが、今回の審査では魅力的で印象的なアナログ作品が目立ち、肉筆のインパクトや独特な世界観などそれが入賞にも繋がったと思います。デジタル作品にも素晴らしい作品も多かったのですが、デジタル特有の類似感を感じるものも多く見受けられ、強く個性の感じる印象的な作品が少なかった印象です。でもイラストを描くことが好きな気持ちが画面から伝わるものも多くあり良かったです。アナログ、デジタル関係なく描くイラストの中にいかに自分らしい個性やオリジナリティーを突き詰め、見てくれる人にどれだけ印象を与え共感してもらえるか、それを表現する感性が重要だと思います。今回も幅広い年齢の方々の応募もありましたが、日々の生活の中で何を見て何を感じるのか自分なりの感性を磨けば、より魅力的なイラストがもっと描けるでしょう。皆様のこれからの益々の飛躍を楽しみにしたいものです。おめでとうございました。
大西洋
目に留まる作品は、表現とテーマがまっすぐ伝わってきます。作家が楽しんで描いている様子も目に浮かびます。イラストレーションの表現にはさまざまなあり方があって良いと思います。むしろ、自分ならではの特性を見つけることが大切です。人と似た絵では、その中で一番優れたものしか選ばれません。その意味で、「この人にしか描けない」と思える表現はまだ少ないと感じました。自分の感覚と表現を、もっともっと探ってほしいです。
石垣渉
今回、初めて審査に携わらせていただきました。アナログとデジタル、それぞれ異なる手法で描かれた作品がある中で、どのような道具を使って描かれているかにとらわれず、作品そのものの内容や完成度を重視して評価させていただきました。
やはり、オリジナリティがあり、丁寧に描き込まれた作品の前では、自然と足が止まります。作品に込められた情熱やエネルギーは、時に描画技術を超えた魅力となり、見る人の心を動かします。その時々に自分が持つ力を出し切り、ベストを尽くして描くことが、思いの伝わる作品につながるのではないでしょうか。一方で、全体的に画面に対してモチーフが小さく、余白が多い作品が目立ったように感じました。下描きの段階で、主題と背景の面積のバランスを意識してみてください。画面全体の構成を工夫することで、主題がより引き立ち、作品の魅力がいっそう伝わりやすくなると思います。
笹木キチ
受賞・入選された皆さま、おめでとうございます。今回の「羽ばたけ!北海道イラスト大賞」は、応募作品数が過去最多ということで、審査にあたってはどの作品に票を投じるべきか大変悩みました。一点一点の作品と真剣に向き合い、特に、今回初めて設けられたテーマ「My favorite -私のお気に入り-」に沿って、独自の視点や工夫を凝らして描かれた作品、そして、確かな技術力に加え、こんなアイデアがあったのか!と思わず驚かされるような、発想力豊かで見応えのある作品を中心に選ばせていただきました。
一方で、全体を通して感じたのは、テーマとのつながりがやや伝わりにくい作品も見受けられたことです。テーマをより深く掘り下げ、その意図を意識しながら表現することで、作品にいっそうの説得力が生まれ、見る人の心に届くものになるのではないかと感じました。
応募者の年齢層も幅広く、描くことへの熱意や情熱が伝わってきました。これからもそれぞれの感性や個性を大切にしながら、自由な発想で表現することを楽しみ、素晴らしい作品を生み出していただきたいと思います。
きみ
今回はテーマを指定した分、自分らしさの中にテーマに沿った要素をどのくらい落とし込むのか、作家さんによる解釈と表現の塩梅が入選の分かれ目になった作品も多く感じました。私個人としてもテーマの「My favorite」が作品からパッと伝わるか、またはコンセプトを読んでうなずけるかを軸に置いて審査させていただきましたが、そういった部分に説得力がある作品が入賞や入選に繋がったように思います。”好きなもの”をモチーフにするとしても、ただそのモチーフを描くのと、どう表現すれば人の目に止まるか、他の人と差別化できるかetc…と色々考えて描くのとでは、やはり後者の方が作品としての力強さがあります。もちろん好きなものを描き続けられることは才能なので、ひたすらに描くことも大切ですが、そこから踏み込んで自分らしさをどんどん突き詰めてほしいと思います。
作家さんそれぞれの「お気に入り」「好き」をたくさん見ることができて、楽しく審査させていただきました。改めてご参加いただき、ありがとうございました。
ゲスト審査員
やまだなおと
「羽ばたけ!北海道イラスト大賞」の審査をさせていただくのは第一回以来、二度目なのですが、今回印象的だったのは応募してくださった方の年齢層や作風の幅広さでした。単純なクオリティや作者の年齢を問わず、それぞれの人生から生み出された個性が込められていると感じられる作品に特に目を惹かれました。「今回のテーマでこの絵?」と一見不思議に思う作品もありましたが、それぞれの解釈で描かれた「My favorite(私のお気に入り)」を見て、「この人にとってのお気に入りってなんだろう?」と想像しながら作品を拝見する時間がとても楽しかったです。
デジタルとアナログどちらでの応募も可能なコンテストですが、並べるとやはりアナログで描かれた原画のインパクトと情報量の多さは強いな、という印象も持ちました。デジタルで作画したイラストでも出力紙や印刷形態にこだわるとまた全然違った見え方がすると思いますので、デジタル作画の方はぜひそのあたりもこだわって次回も応募していただけたら嬉しいです。みなさん天才!